かわいい「うさ耳」状のルックスでおなじみのモニラリアオブコニカの実生に挑戦した記録です。
モニラリアの栽培は少し難しいので、何度も失敗しました。しかし、その性質を理解して適切な環境で管理すれば、失敗せずに育てることが可能です。
私は種から多肉植物を栽培したことがなかったので、モニラリアの適切な育て方がよくわからず、失敗してしまったのですが、3回目の実生(2021年11月に開始)で初めて成功させることができました。
今回は1回目のモニラリアオブコニカ実生の記録を公開しています。
5/16 モニラリア実生三日目。
種を蒔いて三日目です。発芽しましたが、かなり小さいです。
5/28 実生15日目。
発芽率は7割です。
特に成長してないように見えます。
しかし、どれも枯れることなく生きています。
6/6 23日目。
7つのうち、3つが小さくなり始め、今朝見たらその3つが消えていました。
よく見ると、1mmに満たないほど小さすぎるのですが、まだありました。
色が悪くなって枯れた感じになって、もう溶けそうです。
モニラリアは夏に休眠するため、暑くなると緑色の葉の部分は溶けてなくなってしまいます。株と根だけで乾燥したまま夏を越し、秋になると再び葉が生えてきて元の姿に戻るのです。
気温が上昇してきたので「夏枯れ」が始まったようです。まだ小さすぎて株が安定していないので、今溶けてしまうと残念ながらそのまま枯れて死んでしまいます。
なんとか夏越しさせたいと思うのですが、不安になります。
6/12 29日目。
ほとんど変化はないのですが、よく見ると、双葉の真中に異変が起きているような、いないような感じです。「うさ耳」の元だとうれしいですが。
アップで見るとこのような感じです。↓
6/14 31日目。
やはり、双葉の真ん中からなにか出てきています!
6/18 33日目。
5mmくらいしかないので拡大しています。
中央から2本の耳がぴょこんと生えてます。
うさぎの頭の形になっています。
ですが小さいです。大きくならないかなあ。
6/21 36日目。
うさ感が出てきました。
しかしズームしなければ見えにくい状態。
早く大きくなってほしいです。
あとの3つは生育が微妙です。
7/27
ずっと冷房をかけた室内に置いていたのですが、
夏眠に入り始めたようで、生育が止まりました。
そして少しずつ元気がなくなってしぼんでいきます。
まだ5㎜くらいしかなく弱小だったためか、このまま消滅してしまいました。
種をもっと成長していれば、休眠状態に入っていったん溶けても秋に復活するでしょう。
モニラリアの春蒔きは良くないようです。秋蒔きすれば成功したかもしれません。1回目のモニラリアの実生はここまで。失敗に終わりました。
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