モニラリアという多肉植物の
「実生(みしょう)=種を発芽させて育てること」
に挑戦した時の記録です。
モニラリアは、2本の葉が植えに向かって伸び、
うさぎの耳やじゃんけんのチョキのように見える、
かわいい多肉植物です。
少し珍しい品種で種でしか売っていないので、
Amazonで買いました。
写真左下の小さく折りたたん紙の包みに
とても小さな種が入っています。
つまようじと比べれば、どれだけ小さいか
よくわかると思います。
(写真 赤い円の内側)
モニラリアの実生は2回目です。
1回目は種を蒔く時期を誤り、
まだ小さいうちに夏に腐って溶けてしまいました。
→2018年のモニラリア実生記録
多肉植物には「夏型」「冬型」があります。
夏型は冬になると冬眠し、冬型は夏に夏眠し、
その間は成長が止まります。
モニラリアは冬型で夏に成長が止まり、
腐ってしまうのですが、秋にまた新しい芽が生えて
成長期に突入するようです。
多肉植物を実生する時は、
そういったルールにそって栽培しなければなりません。
私は、梅雨に種を買って撒いてしまったので、
うさ耳を見ることはできましたが、
夏の間に腐って消滅していました。
そこで、2回目となる今回は種を蒔く時期を考え、
秋に購入しました。
ただ、撒く時期が遅く気温が低いので
発芽するかどうかが非常に不安でした。
種は10個あったので、
卵パックのくぼみ1か所につき種1個ずつ
撒きました。
モニラリアの苗はとても小さいので、
分かれていたほうが苗が管理しやすいと思ったからです。
ちなみにモニラリアは発芽率があまり高くないようで、
数個しか発芽しないと予想しています。
卵パックなら、
あとでパックを切り分けて、発芽したところだけ
大きくなるまでポットのように使うこともできます。