多肉植物モニラリアオブコニカを実生で栽培しています。
(葉が長くて倒れやすいため、メロディアンミニの空き容器の切った物で支えています。)
モニラリアオブコニカは暑さに弱く休眠します。そのため、気温が上昇し始める5~6月頃に葉が溶けて株と根だけになります。
今年も、5月下旬に入ってから葉が溶け始めました。窓際に置いており、その場所の日中の最高温度は25℃くらいになります。25度を超えるとモニラリアはそろそろ休眠しようか、と思うんじゃないでしょうか。
まだ全体的に葉は緑色で張りもありますが、最近、葉の一部だけが黄色っぽくクタッとなっていたので、これは本格的に葉が溶け始める前兆だと判断していました。
そうしたところ、3株のうちの1株は葉の大半が急に消滅していました。本当に、1日くらいで急に葉が溶けてなくなります。(左上の株)
ほかの2つの株も、一部の葉が茶色く干からびていますが、全体的に緑色で硬いです。
ただ、去年までの感じだとほぼ同時期に溶けて、3つとも根元の株だけ残る状態になってしまうと思います。
なお、モニラリアオブコニカは水分が多くて長いので、自身の重みですぐポキッと折れてしまいます。(上の写真)
葉は大変デリケートなのですが、株の根元は塊茎がしっかりと形成されており、触ると硬いので、おそらく元気です。
多肉植物の葉が枯れるととても不安になるものですが、夏の間のモニラリアオブコニカは根と株がしっかりしていれば、あまり心配なさそうです。
ただし、直射日光の当たる暑い場所に置くとアウトだと思うので、室内の涼しい所において水は1か月に1回表面を軽く湿らす程度にして過ごします。
去年は室内の涼しい所に起きました。日陰でも問題な感じです。とにかく暑いのがダメだと思います。室温が30℃くらいなのは大丈夫でしたが、35℃を超えるような暑さは良くないかと思います。