マイクロ胡蝶蘭の育て方【1】マイクロ胡蝶蘭をすすめる理由は…

胡蝶蘭(写真)といえば、お祝い、スタンド花、ギフトなどに使うゴージャスな花としておなじみです。

大きくて数万円もするような高価な花なので、家庭で個人的に楽しむ花というイメージがすくないかもしれませんね。


ミドPさんによる写真ACからの写真

実は、その胡蝶蘭にはさまざまなサイズがあり、2000円~3000円ほどで買える「マイクロ胡蝶蘭」もあることを知りました。

その可愛らしさ、気軽に栽培できるところにひかれ、母の日ギフトで売っている普通のマイクロ胡蘭を購入、流れと勢いで着生(空中栽培)に挑戦してしまいました。

マイクロ胡蝶蘭(写真)は、大手スーパーのイオンの母の日フェアで購入したものです。
買い物に行った時、売場でカーネーションと一緒に並んでいるマイクロ胡蝶蘭に一目ぼれし、即、衝動買いしてしまいました。

「おかあさんありがとう」ってカードがついてたけど、自分買いです…。

マイクロ胡蝶蘭

胡蝶蘭はお高いイメージがあるわりに、意外に育て方は簡単です。初心者で知識がほとんどなくても、マイクロ胡蝶蘭の栽培は十分に楽しめます。

ただし、着生となると事情が変わるため、失敗を何度も繰り返しています。そのため、このブログで栽培の仕方と失敗しやすい点を紹介していきたいと思っています。

まずはマイクロ胡蝶蘭の魅力について簡単に説明しておきます。

私たちが胡蝶蘭と呼んでいる花はランの仲間で、ラン科コチョウラン属に属している植物です。原産地は東南アジアのジャングルで、販売されているものは鉢植えにしてありますが、本来は樹の上に生えるという特徴を持っています。

マイクロ胡蝶蘭は、胡蝶蘭の中で最もサイズが小さいタイプの花です。サイズの大きいほうから順に挙げると、以下の種類があります。

大輪…祝い花に使われる一般的な胡蝶蘭

中輪…大輪よりやや小ぶり

ミディアム…ギフト用、家庭用

ミニ…家庭用

マイクロ…家庭用、卓上にちょっと飾れる感じ

大きさが違う以外は、基本的に胡蝶蘭としての性質、管理の仕方は同じように感じます。お高く留まっている雰囲気がある割に丈夫で手がかからないタイプなので、多くの観葉植物と同様に適切なケアをすれば長く楽しむことができます。

マイクロ胡蝶蘭の最大の魅力は、そのコンパクトさです。高さ20cmくらいと小ぶりなので、デスクの上や窓際など限られたスペースで楽しむことができます。

胡蝶蘭は、花の輪数が増えてボリュームが増すほどゴージャスで値段も高くなり、場所を取るようになります。小型化するにつれ買い求めやすくなり、可憐な感じで普段のお部屋に違和感なく置けるようになります。

そして、花が咲くのは年に1回(2回咲かせることもできるけど)だけですが、多年生で寿命が長いので毎年花を咲かすことも可能です。また、花が咲いていない時はグリーンとして部屋に飾ることもできます。

つまり、胡蝶蘭はなかなかコスパが優秀な花なのです。花が終わって捨てるのはもったいないので、是非、引き続き胡蝶蘭のある空間を楽しんでいただきたいと思っています。

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