マイクロ胡蝶蘭の育て方【3】 初心者がおこなう花が枯れた後の手入れ(切り戻し)

マイクロ胡蝶蘭を購入してから2か月半。マイクロ胡蝶蘭の花の時期が終わったので、切り戻しをしました。

切り戻しとは、伸びすぎた茎や枝を切って短くすることです。

見た目を整える、不要な部分に栄養が行き渡るのを防ぐ、といった効果があります。茎をバッサリと切ることになるので少し怖いかもしれませんが、初心者でも簡単にできます。
胡蝶蘭 花 枯れ

胡蝶蘭の花は一年に1回しか咲かないのですが、実は一年以内に2度咲きさせる方法もあります。

やはり1年に2回咲かせたほうがお得感はあるし、花が見られて嬉しいかもしれません。

ただ、胡蝶蘭は花を咲かせることでかなりエネルギーを使います。2度咲きは胡蝶蘭の株に大きな負担がかかるのだとか。

かわいそうなので、2度咲きはさせず来年に向けて体力を回復させることにしました。

胡蝶蘭の切り戻しの仕方

用意する物

・ハサミ(園芸用など)

・消毒用アルコール または 熱湯

1.支柱から花茎を外す

胡蝶蘭 切り戻し 支柱
まず、胡蝶蘭の花茎を固定している支柱(茶色い棒)を離します。セロテープで留めてあったので切り離し、支柱を鉢から抜き取りました。

マイクロ胡蝶蘭 切り戻し 支柱
胡蝶蘭は茎が長細くて花が大きいので、鉢植えすると自立できません。この支柱がないと、花の重みで鉢が倒れやすくなったり、猫背になり過ぎたりするのですね。

支柱とクリップは保管しておくと、来年また花芽が付く時に胡蝶蘭をきれいな姿で立たせることができます。

2.ハサミで花茎を切る
マイクロ胡蝶蘭 切り戻し 茎
刃先を消毒したはさみで根元から花茎をカットします。

2度咲きさせたい場合は、2節以上を残して切り、
2度咲きさせない場合は根元に近い所で切ります。

2節以上残して切ると、花茎が成長してうまくいけば花芽が付いて秋に花が楽しめるのだそうです。

一方、短く切ると今年はもう花芽が付きません。今年はもう咲かせる予定はないので、ここらへんでカットしておきました。

茎は意外に硬くて、少し力がいりました。よく切れるハサミを用意し、胡蝶蘭の茎から雑菌が感染しないよう刃先を消毒してから作業をしましょう。

3.完成

切り戻し完了。工程はこれだけです。

マイクロ胡蝶蘭 切り戻し
コンパクトな観葉植物といった感じになりました。これはこれでインテリアとしていい感じです。

ところで、水苔の表面から、黄緑色の、ちょろっしたと芽か根のような物が出ているのが気になります。

急に出てきました。花が終わったら栄養が株の成長に使われているのでしょうか。

さて、胡蝶蘭は秋まで成長期に入るので今秋からは、程よい日光と水やり、定期的に肥料を与えながら
成長させてみたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました