4月のマイクロ胡蝶蘭の育て方(流木に着生)です。
4月上旬。
マイクロ胡蝶蘭のつぼみが次々と開花していきます。
胡蝶蘭は下からひとつずつ順番に咲いていくのです。
鉢や水苔を使わず、空中に吊るしているので朝は葉水をやり、根を水につけて給水させています。
日中はベランダに出し、空中で過ごしてもらっています。
ところが・・・
長い根1本が途中で折れて、取れてしまいました。
良い根が出てき始めた根だったので、残念です。
ついでにつぼみも1個ポロリと。
気を付けてはいますが、鉢植えせず株を持ち歩いて移動させているので、どうしても根が傷みがちです。
実は、今まで葉の調子は良好だったのですが、根が折れてからは、咲いている花が増えるにつれ、
葉の元気がなくなっていきました。
花を咲かせるのには体力がいるとのことで、そちらにエネルギーを使っているのかもしれません。
花は一年に一度。
懸命に花を咲かせているのでしょう。
4月22日。
一番目に咲いた花が落ち、4番目の花まで開花しています。
胡蝶蘭の花は開花してから1か月くらい咲きます。
胡蝶蘭は、一般的な草花よりも長く花が楽しめるのです。
その分、体力も消耗しているのかもしれません。
支柱で葉茎を支えていないため、バランスが悪くなってきました。
だんだんと花の重みで葉茎が垂れ下がり、水を入れないコップに胡蝶蘭を挿すと
花の重みで倒れてしまうのです。
忘れていましたが、一般的な胡蝶蘭は葉茎がまっすぐ立っています。
これは胡蝶蘭農家さんが綺麗に見えるよう絶妙なバランスで支柱を立てて育て出荷しているからなのですね。
たぶん野生の胡蝶蘭は太陽に向かって葉茎を伸ばしているので、もう少し上を向いているのではないかと思います。
4月下旬、花が5個咲いています。
重心が花の先に置かれ、ますますバランスが悪くなっています。
よく倒れそうになります。
↓
葉の張りが徐々になくなり出して、
縦じわが寄ってきています。
かなりお疲れのご様子。
外に出すと強風や直射日光で乾燥しやすいようなので、日中にベランダに出すのはやめようと思います。